やる気スイッチの話

やる気スイッチって、人によってタイミングや感度、速度も違えば、押された時の反応も違う。

 

タイミングや押し方次第で、走れる事もあれば、逆にイライラしたり反抗的な気持ちになって、やる気を見失う事もあると思う。

 

親、先生、上司に、夫婦、友達だって、相手に何とか元気になって欲しい、あるいはやる気を出して頑張って欲しいという、熱い思いでスイッチを探すのだろう。

でも、押される側は、時にはその思いが重すぎたり、逆に期待に応えられない自分に腹がたって自分の中に逃げ込んで動けなくなる人もいるのだと思う。

 

難しいね、ほんとに難しい。

それでも、諦めずにスイッチを探して押し続けてくれる人がいることに感謝しなくてはならないね。

 

相手の気持ちの温度や、落ち込みの度合い、やりたいことがあるのかどうかなどのパタンがたくさんあって、多分これがベストというものはないのだろう。

話を聞いて、顔を見て、心の声を聴く努力をして、いいタイミングが来るまで待ってあげるのも愛ではないだろうか。

 

もちろん、やる気があるけど迷ってるとか、なかなか動けないとかいう人には、

思い切りスイッチを押してあげて欲しい。

 

私はというと、やる気スイッチのON/OFFを自分でこまめにしてると思う。

それでも、たまには落ち込んだり、迷い過ぎて心身共に疲れきって動けない事もあって、そんな時は、少し一人でゆっくり考えたい方だ。

そして、ある程度自分の気持ちが見えてきたころ、ようやく誰かに相談したり、笑い話のようにその時の状態を話せるので、その時にしっかりスイッチを押してくれたら、ジャンプしちゃう。

 

誰かが自分の為に、勇気を出してスイッチを押してくれたらちゃんと伝わるように、

皆さんのやる気スイッチ、ちゃんと磨いてメンテしてますか?